内部リンクをどう扱えばSEO的観点で効果が期待できるかは理解していても、そしてそれを日々実践しているつもりでも、実際あなたのサイトは内部リンクが設計通りの、好ましい状態になっていますか?と聞かれたらどうでしょうか。自信を持ってYesと答えられるでしょうか。そこには触れて欲しくないのが正直なところではないですか。
内部リンク構造(サイト構造)を確認・管理するにはそれに適したツールが必要です。でないと作業効率が悪すぎて継続できないからです。そしてこれまで、そのための(まともな)ツールが存在していませんでした。
この状況を変えたくて開発したのが、Link Map Viewerです。自分で開発したツールですが、自信を持っておすすめします。最強です。
内部リンクは重要だと言われるのに...
ブログ記事でもYouTube動画でもいいのですが、内部リンクをネタにしたものはたくさん見つかるものの、それらは一様に実用的な確認手段について解説していません。関連する記事を内部リンクで適切につなぐことでGoogleの評価が上がりやすくなるとか、トピッククラスターモデルで記事群を構成するには内部リンクをこう使うとか、そういう話の具体性に反して、内部リンク設置後の確認・メンテナンス方法については言及されません。
どうしてでしょうか。それはまともな、実用的な手段が存在しないからです。あったら誰よりも先に記事や動画に取り込むでしょう。PV、視聴回数を増やす競争ですから。
内部リンクは記事群の構成に大きな役割を持ちますし、検索エンジンや読者から見たサイト構造を決める最大の要素と言えます。その重要度の高さは誰もが認めるところでしょう。それなのに、内部リンク構造(=サイト構造)を確認・管理するための「まともな」ツールが存在していなかったのです。
内部リンク構造の確認には可視化が最良の手段
内部リンク構造を確認するには、可視化する(グラフックで表現する)のが人間にとって最良の手段です。内部リンクの一覧表を提示されても、そこから内部リンク構造を思い描くのは不可能です。
内部リンクを可視化することなく、内部リンクを適切に管理するのは人間にはできない芸当です。ところが、そのためのツール・サービスは、競争の激しいSEO業界においても満足なものが提供されて来ませんでした。
断言しますが、「内部リンク 可視化」で検索してもろくなものは(Link Map Viewerを除いて)出てきません。良さそうに思えたので試してみたけど、二度と使う気にならない、そういうものばかりでした。
僕も、その状況に大いにがっかりした一人です。
Link Map Viewerによる内部リンクの可視化
人間が理解しやすい可視化結果
次はLink Map Viewerでこのサイトを可視化した結果です。着目しているトップページが中央に、その周囲にトップページと内部リンク関係にあるページが配置されています。
矢印が内部リンクの方向(発リンク、被リンク)を示しています。人間の脳はこういう図を理解するのが得意です。
また、着目しているページの内部リンク一覧をリスト形式でも確認できます。
内部リンク構造をブラウズする感覚
次は着目する記事を変更した結果です。ページを表している四角(ノード)をダブルクリックするだけです。表示は一瞬で切り替わります。
一度に表示するのは着目しているページと内部リンク関係にあるページだけなので、サイトのページ数が増えても視覚化した結果がカオスになりません。
気になるノードをダブルクリックして着目している記事を変更することで、內部リンク構造を視覚的に巡回できます。内部リンク構造をブラウズする感覚です。
内部リンク構造を快適に、正確に把握できます。
可視化対象を制御できます
Link Map Viewerは内部リンクを可視化する対象を制御できます。フッターエリアやサイドバーエリアを無視して、メインコンテンツだけを可視化するようにもできます。ページ内のどのエリアを可視化対象にし、どのエリアをしないかの制御を柔軟に行えます。
サイドバーエリアに置いてある「人気記事一覧」のような、動的に生成される内部リンクを無視し、メインコンテンツ中の内部リンクのみを可視化対象にするのがおすすめです。
リンクマップの更新はインクリメンタルに行います
内部リンクを可視化した結果をリンクマップと呼んでいますが、着目しているページをサクサク切り替えながら表示できる形式で作成しています。最初はサイト全体について作成するのでそれなりの時間待たされますが、次回からは変更されたページについてのみデータの更新を行う、つまり更新をインクリメンタルに行うことで待ち時間を短縮させています。
そのため、内部リンクに問題を見つけた際にその場でWordPressなどのCMSエディターを開いて修正し、それをサクッとリンクマップに反映させて確認できます。
エクセルファイルに保存できます
また、可視化した内部リンクとその情報一覧を、次のような形式のエクセルファイルに保存できます。(エクセルファイルをダウンロード)
誰かのためにレポートを作成しないといけない人にとっては神機能かも知れません。
その他の特徴
- サイトのCMSは問いません。WordPress以外で構築したサイトでも利用できます。
- 他人のサイトを解析するツールではありません。内部リンクを可視化できるのは所有権が確認できるサイトのみです。
- 無料のWindowsアプリケーションです。以前はサブスクリプション制の有料サービスでしたが、現在は無償化されています。どなたでも制限なく完全に無料でご利用頂けます。
デモ動画
Link Map Viewerの操作を実演しているYouTube動画です。
Link Map Viewerの機能紹介
Link Map Viewerがどんなものなのか、何ができるのか、役に立ちそうか、が分かると思います。
動画の内容
- 運用中のサイトの内部リンク(サイト構造)を可視化している様子。インチキなしです。
- 着目しているページの変更は瞬時にできます。快適です。
- カオスにならない方法を採用しているのはLink Map Viewerだけ。
- 内部リンクの管理を挫折することなく継続できます。
このサイトの内部リンクを可視化する実演
Link Map Viewerでこのサイトの内部リンク(サイト構造)を可視化する実演です。インチキなしです。
動画の内容
- Link Map Viewerでこのサイトの内部リンク(サイト構造)を可視化。
- 内部リンクの状態が設計通りであることを確認。
- リンク切れに対応、修正されたことを確認。
内部リンク修正作業の実演
Link Map Viewerで問題のあるリンクマップの状態を確認、WordPressで修正、修正内容がリンクマップに反映されるまでの一連の作業の実演です。
動画の内容
- リンク切れを視覚的に認識、WordPressで修正後、表示を更新して修正されたことを確認する実演。
- canonicalタグの問題を視覚的に認識、WordPressで修正後、表示を更新して修正されたことを確認する実演。
Show Article Mapとの違い
LinkMapViewerは、内部リンクを可視化するのに独自のアプローチを採用しています。僕が知る限り、世界初で唯一無二です。その全てが、Show Article Mapと異なります。
Link Map Viewerは無料アプリです
Link Map Viewerは、以前はサブスクリプション制の有料サービスでしたが、現在は無償化されています。どなたでも制限なく完全に無料でご利用頂けます。